年かへりて王等の戰爭に出る時におよびてヨアブ軍勢を率󠄃ゐて出でアンモン人の地を打荒し徃てラバを攻圍りされどダビデはヱルサレムに止まりたりヨアブつひにラバを擊壞りてこれを滅ぼせり
And it came to pass, that after the year was expired, at the time that kings go out to battle, Joab led forth the power of the army, and wasted the country of the children of Ammon, and came and besieged Rabbah. But David tarried at Jerusalem. And Joab smote Rabbah, and destroyed it.
A. M. 2969. B.C. 1035. And it came
〔サムエル後書11章1節〕1 年歸りて
王等の
戰に
出る
時におよびてダビデ、ヨアブおよび
自己の
臣僕並にイスラエルの
全󠄃軍を
遣󠄃はせり
彼等アンモンの
子孫を
滅ぼしてラバを
圍めりされどダビデはエルサレムに
止りぬ
And it came
〔サムエル後書11章1節〕1 年歸りて
王等の
戰に
出る
時におよびてダビデ、ヨアブおよび
自己の
臣僕並にイスラエルの
全󠄃軍を
遣󠄃はせり
彼等アンモンの
子孫を
滅ぼしてラバを
圍めりされどダビデはエルサレムに
止りぬ
Joab smote
〔サムエル後書11章16節〕16 是においてヨアブ
城邑を
窺ひてウリヤをば
其勇士の
居ると
知る
所󠄃に
置り~
(25) ダビデ
使者にいひけるは
斯汝ヨアブに
言べし
此事を
憂ふるなかれ
刀劍は
此をも
彼をも
同じく
殺すなり
强く
城邑を
攻て
戰ひ
之を
陷いるべしと
汝かくヨアブを
勵ますべし
〔サムエル後書11章25節〕
〔サムエル後書12章26節〕26 爰にヨアブ、アンモンの
子孫のラバを
攻めて
王城を
取れり~
(31) かくてダビデ
其中の
民を
將いだしてこれを
鋸と
鐵の
千齒と
鐵の
斧にて
斬りまた
瓦陶の
中を
通󠄃行しめたり
彼斯のごとくアンモンの
子孫の
凡ての
城邑になせりしかしてタビデと
民は
皆エルサレムに
還󠄃りぬ 〔サムエル後書12章31節〕
Rabbah
〔申命記3章11節〕11 彼レパイムの
遺󠄃れる
者はバシヤンの
王オグ
只一人なりき
彼の
寢臺は
鐵の
寢臺なりき
是は
今なほアンモンの
子孫のラバにあるに
非ずや
人の
肘によれば
是はその
長九キユビトその
寛四キユビトあり
〔サムエル後書17章27節〕27 ダビデ、マハナイムにいたれる
時アンモンの
子孫の
中なるラバのナハシの
子シヨビとロデバルのアンミエルの
子マキルおよびロゲリムのギレアデ
人バルジライ
〔エレミヤ記49章2節〕2 ヱホバいひたまふ
是故に
視よわが
戰鬪の
號呼をアンモン
人のラバに
聞えしむる
日いたらんラバは
荒垤となりその
女等は
火に
焚れんその
時イスラエルはおのれの
嗣者となりし
者等の
嗣者となるべしヱホバこれをいひたまふ
〔エレミヤ記49章3節〕3 ヘシボンよ
咷べアイは
滅びたりラバの
女たちよ
呼はれ
麻󠄃布を
身にまとひ
嗟て
籬のうちに
走れマルカムとその
祭司およびその
牧伯等は
偕に
擄へ
移されたり
〔エゼキエル書21章20節〕20 汝またアンモンの
子孫のラバとユダの
堅き
城の
邑ヱルサレムとに
劍のきたるべき
途󠄃を
設けよ
〔エゼキエル書25章5節〕5 ラバをば
我駱駝を
豢ふ
地となしアンモンの
人々の
地をば
羊の
臥す
所󠄃となすべし
汝ら
我のヱホバなるを
知にいたらん
〔アモス書1章14節〕14 我ラバの
石垣の
內に
火を
放ちその
一切の
殿を
焚ん
是は
戰鬪の
日に
吶喊の
聲をもて
爲され
暴風の
日に
旋風をもて
爲されん
after the year was expired
〔列王紀略上20章22節〕22 茲に
彼預言者イスラエルの
王の
許に
詣て
彼に
言けるは
徃て
爾の
力を
養󠄄ひ
爾の
爲すべき
事を
知り
辨ふべし
年歸らばスリアの
王爾に
攻上るべければなりと
〔列王紀略上20章26節〕26 年かへるに
及びてベネハダデ、スリア
人を
核めてアペクに
上りイスラエルと
戰はんとす
〔列王紀略下13章20節〕20 エリシヤ
終󠄃に
死たればこれを
葬りしが
年の
立かへるに
及てモアブの
賊黨國にいりきたれり
wasted
〔イザヤ書6章11節〕11 ここに
我いひけるは
主よいつまで
如此あらんか
主こたへたまはく
邑はあれすたれて
住󠄃むものなく
家に
人なく
邦ことごとく
荒土となり
〔イザヤ書54章16節〕16 みよ
炭火をふきおこして
用ゐべき
器をいだす
鐵工はわが
創造󠄃するところ
又󠄂あらし
滅ぼす
者もわが
創造󠄃するところなり
ダビデ彼らの王の冠冕をその首より取はなしたりしがその金の重を量り見るに一タラントありまたその中に寶石を嵌たるありき之をダビデの首に冠らせたり彼また甚だ衆多の掠取物をその邑より取り
And David took the crown of their king from off his head, and found it to weigh a talent of gold, and there were precious stones in it; and it was set upon David's head: and he brought also exceeding much spoil out of the city.
and he brought
〔サムエル後書8章11節〕11 ダビデ
王其攻め
伏せたる
諸の
國民の
中より
取りて
納󠄃めたる
金銀と
共に
是等をもヱホバに
納󠄃めたり
〔サムエル後書8章12節〕12 即ちエドムよりモアブよりアンモンの
子孫よりペリシテ
人よりアマレクよりえたる
物およびゾバの
王レホブの
子ハダデゼルより
得たる
掠取物とともにこれを
納󠄃めたり
〔歴代志略上18章11節〕11 ダビデ
王そのエドム、モアブ、アンモンの
子孫ペリシテ
人アマレクなどの
諸の
國民の
中より
取きたりし
金銀とともに
是等をもヱホバに
奉納󠄃たり
it
而して彼またその中の民を曵いだし鋸と鐵の打車と斧とをもてこれを斬りダビデ、アンモンの子孫の一切の邑に斯く爲り而してダビデとその民はみなヱルサレムに歸りぬ
And he brought out the people that were in it, and cut them with saws, and with harrows of iron, and with axes. Even so dealt David with all the cities of the children of Ammon. And David and all the people returned to Jerusalem.
And he
〔歴代志略上19章2節〕2 ダビデ
言けるは
我ナハシの
子ヌンをねんごろに
遇󠄃らはんかれが
父󠄃われをねんごろにあしらひたればなりとダビデすなはち
彼をその
父󠄃の
故によりて
慰めんとて
使者を
遣󠄃はせりダビデの
臣僕等アンモンの
子孫の
地に
徃きハヌンに
詣りてこれを
慰めけるに~
(5) 或人きたりて
此人々の
爲られし
事をダビデに
吿ければダビデ
人をつかはして
之を
迎󠄃へしめたりその
人々おほいに
愧たればなり
即ち
王いひけるは
汝ら
鬚の
長るまでヱリコに
止まりて
然る
後かへるべしと
〔歴代志略上19章5節〕
〔詩篇21章8節〕8 なんぢの
手はそのもろもろの
仇をたづねいだし
汝のみぎの
手はおのれを
憎むものを
探ねいだすべし
〔詩篇21章9節〕9 なんぢ
怒るときは
彼等をもゆる
爐のごとくにせんヱホバはげしき
怒によりてかれらを
呑たまはん
火はかれらを
食󠄃つくさん
and cut
無し
with saws
〔出エジプト記1章14節〕14 辛き
力役をもて
彼等をして
苦みて
生を
度らしむ
即ち
和泥、
作甎および
田圃の
諸の
工にはたらかしめけるが
其働かしめし
工作は
皆嚴かりき
〔ヨシュア記9章23節〕23 然ば
汝らは
詛はる
汝らは
永く
奴隸となり
皆わが
神の
室のために
薪を
斬り
水を
汲ことをする
者となるべしと
〔士師記8章6節〕6 スコテの
群伯等いひけるはゼバとザルムンナの
手すでに
汝の
手のうちに
在るや
我らなんぞ
汝の
軍勢に
食󠄃を
與ふべけんや
〔士師記8章7節〕7 ギデオンいひけるは
然らばヱホバの
吾が
手にゼバをザルムンナを
付したまふときに
我野の
荊と
棘とをもて
汝の
肉を
打つべしと
〔士師記8章16節〕16 すなはちその
邑の
長老等を
執へ
野の
荊と
棘を
取り
之をもちてスコテの
人を
懲し
〔列王紀略上9章21節〕21 其地に
在て
彼等の
後に
遺󠄃存る
子孫即ちイスラエルの
子孫の
滅し
盡すことを
得ざりし
者にソロモン
奴隸の
徴募を
行ひて
今日に
至る
この後ゲゼルにおいてペリシテ人と戰爭おこりたりしがその時にホシヤ人シベカイ巨󠄃人の子孫の一人なるシバイを殺せり彼等つひに攻伏られき
And it came to pass after this, that there arose war at Gezer with the Philistines; at which time Sibbechai the Hushathite slew Sippai, that was of the children of the giant: and they were subdued.
A. M. 2986. B.C. 1018. there arose
〔サムエル後書21章15節〕15 ペリシテ
人復イスラエルと
戰爭を
爲すダビデ
其臣僕とともに
下りてペリシテ
人と
戰ひけるがダビデ
困憊居りければ
Gezer
〔ヨシュア記16章3節〕3 また
西の
方ヤフレテ
人の
境界に
下り
下ベテホロンの
境界に
及びゲゼルにまで
達󠄃し
海にいたりて
盡く
〔サムエル後書21章18節〕18 此後再びゴブにおいてペリシテ
人と
戰あり
時にホシヤ
人シベカイ
巨󠄃人の
子等の
一人なるサフを
殺せり~
(22) 是らの
四人はガテにて
巨󠄃人の
生るものなりしがダビデの
手と
其臣僕の
手に
斃れたり 〔サムエル後書21章22節〕
Sibbechai
Sippai
〔サムエル後書21章18節〕18 此後再びゴブにおいてペリシテ
人と
戰あり
時にホシヤ
人シベカイ
巨󠄃人の
子等の
一人なるサフを
殺せり
the giant
無し
there arose
〔サムエル後書21章15節〕15 ペリシテ
人復イスラエルと
戰爭を
爲すダビデ
其臣僕とともに
下りてペリシテ
人と
戰ひけるがダビデ
困憊居りければ
復ペリシテ人と戰爭ありしがヤイルの子エルハナン、ガテのゴリアテの兄弟ラミを殺せりラミの槍の柄は機の滕の如くなりき
And there was war again with the Philistines; and Elhanan the son of Jair slew Lahmi the brother of Goliath the Gittite, whose spear staff was like a weaver's beam.
Goliath
〔サムエル前書17章4節〕4 時にペリシテ
人の
陣よりガテのゴリアテと
名くる
挑戰者いできたる
其身の
長六キユビト
半󠄃
〔サムエル前書21章9節〕9 祭司いひけるは
汝がエラの
谷にて
殺したるペリシテ
人ゴリアテの
劍布に
裏みてエポデの
後にあり
汝もし
之をとらんとおもはば
取れ
此にはほかの
劍なしダビデいひけるはそれにまさるものなし
我にあたへよと
〔サムエル前書22章10節〕10 アヒメレクかれのためにヱホバに
問ひまたかれに
食󠄃物をあたへペリシテ
人ゴリアテの
劍をあたへたりと
〔サムエル後書21章19節〕19 爰に
復ゴブにてペリシテ
人と
戰あり
其處にてベテレヘム
人ヤレオレギムの
子エルハナン、ガテのゴリアテの
兄弟ラミを
殺せり
其槍の
柄は
機の
梁の
如くなりき
Jaare~oregim
〔サムエル前書17章4節〕4 時にペリシテ
人の
陣よりガテのゴリアテと
名くる
挑戰者いできたる
其身の
長六キユビト
半󠄃
〔サムエル前書21章9節〕9 祭司いひけるは
汝がエラの
谷にて
殺したるペリシテ
人ゴリアテの
劍布に
裏みてエポデの
後にあり
汝もし
之をとらんとおもはば
取れ
此にはほかの
劍なしダビデいひけるはそれにまさるものなし
我にあたへよと
〔サムエル前書22章10節〕10 アヒメレクかれのためにヱホバに
問ひまたかれに
食󠄃物をあたへペリシテ
人ゴリアテの
劍をあたへたりと
〔サムエル後書21章19節〕19 爰に
復ゴブにてペリシテ
人と
戰あり
其處にてベテレヘム
人ヤレオレギムの
子エルハナン、ガテのゴリアテの
兄弟ラミを
殺せり
其槍の
柄は
機の
梁の
如くなりき
Jair
〔サムエル後書21章19節〕19 爰に
復ゴブにてペリシテ
人と
戰あり
其處にてベテレヘム
人ヤレオレギムの
子エルハナン、ガテのゴリアテの
兄弟ラミを
殺せり
其槍の
柄は
機の
梁の
如くなりき
またガテに戰爭ありしが其處に一人の身長き人ありその手の指と足の趾は六宛にして合せて二十四あり彼も巨󠄃人の生る者なりき
And yet again there was war at Gath, where was a man of great stature, whose fingers and toes were four and twenty, six on each hand, and six on each foot: and he also was the son of the giant.
of great stature
〔サムエル後書21章20節〕20 又󠄂ガテに
戰ありしが
其處に
一人の
身長き
人あり
手には
各六の
指あり
足には
各六の
指ありて
其數合せて二十四なり
彼もまた
巨󠄃人の
生る
者なり
the son of the giant
彼イスラエルを挑みしかばダビデの兄弟シメアの子ヨナタンこれを殺せり
But when he defied Israel, Jonathan the son of Shimea David's brother slew him.
Shimea
Shimma
defied
〔サムエル前書17章10節〕10 かくて
此ペリシテ
人いひけるは
我今日イスラエルの
諸行伍を
挑む
一人をいだして
我と
戰はしめよと
〔サムエル前書17章26節〕26 ダビデ
其傍にたてる
人々にかたりていひけるは
此ペリシテ
人をころしイスラエルの
耻辱を
雪󠄃ぐ
人には
如何なることをなすや
此割󠄅禮なきペリシテ
人は
誰なればか
活る
神の
軍を
搦む
〔サムエル前書17章36節〕36 僕は
旣に
獅子と
熊とを
殺せり
此割󠄅禮なきペリシテ
人活る
神の
軍をいどみたれば
亦かの
獸の
一のごとくなるべし
〔イザヤ書37章23節〕23 汝がそしりかつ
罵れるものは
誰ぞ なんぢが
聲をあげ
目をたかく
向てさからひたるものはたれぞ イスラエルの
聖󠄄者ならずや
是等はガテにて巨󠄃人の生る者なりしがダビデの手とその臣僕の手に斃れたり
These were born unto the giant in Gath; and they fell by the hand of David, and by the hand of his servants.
they fell
〔ヨシュア記14章12節〕12 然ば
彼日ヱホバの
語りたまひし
此山を
我に
與へよ
汝も
彼日聞たる
如く
彼處にはアナキ
人をりその
邑々は
大にして
堅固なり
然ながらヱホバわれとともに
在して
我つひにヱホバの
宣ひしごとく
彼らを
逐󠄃はらふことを
得んと
〔傳道之書9章11節〕11 我また
身をめぐらして
日の
下を
觀るに
迅󠄄速󠄃者走ることに
勝󠄃にあらず
强者戰爭に
勝󠄃にあらず
智慧󠄄者食󠄃物を
獲にあらず
明哲人財貨を
得にあらず
知識人恩顧󠄃を
得にあらず
凡て
人に
臨むところの
事は
時ある
者偶然なる
者なり
〔エレミヤ記9章23節〕23 ヱホバかくいひたまふ
智慧󠄄ある
者はその
智慧󠄄に
誇る
勿れ
力ある
者は
其力に
誇るなかれ
富者はその
富に
誇ること
勿れ
〔ロマ書8章31節〕31 然れば
此等の
事につきて
何をか
言はん、
神もし
我らの
味方ならば、
誰か
我らに
敵せんや。